風立ちぬ！堀越二郎の情熱とゼロ戦！不幸な結末はジブリの失敗作

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「風立ちぬ」が金曜ロードショーで

地上波初の放送となった。


以前DVDを借りてみていたのだが、

やはり２度めは味わいが深いね。


ストーリーを知っているので、余裕が

あるせいか、台詞とか絵とかじっくり

と楽しめます。


しかし最後にヒロインの菜穂子さんが、

結核で亡くなるのがたまらん！


見るに忍びなかったのだが、ついつい

最後まで見てしまった。


山の療養所から下りてきて、上司の家の

離れに生活をはじめ、菜穂子の床の横で

二郎が図面を広げ仕事をする。


『もっと近くに来て』

座卓を寄せる二郎


『手を握って』


もう涙ボロボロです・・・


菜穂子さんの二郎を愛する思いが

言葉と仕草に表れていて感動します。


そんな愛おしくなるような場面が、

映画を見ているとあるんだよなあ。


オイラだったら、菜穂子は体は弱いけど

最後まで生きていて、試作機の成功に

一緒に喜ぶストーリーにするけどね。


観客を泣かせてなんの得が

あるっちゅうんじゃい！


生きててもストーリーに影響が

あるわけでもなし・・・


もう、３度めはみないぞ！



映画はね、やはりハッピーエンドに

してもらわないとねぇ


それと、結核で病床の菜穂子の横で

タバコを吸う二郎。


菜穂子への愛があるなら

『今日は会社でタバコ吸い過ぎた

　からいい』


と言って吸わないでもらいたかったね。


覚悟を決めていた二郎のはずなのに、

あれ？という感じで薄情だと思った。


妻の病状より自分の欲求を満たすんかい

ってね。



あと話題に登った人の声による効果音。


関東大震災の時の、地響きの音には

違和感あったけど、飛行機の音はそれ

らしく聞こえて悪くないねと思いました。


毎度のことですが、ジブリアニメ

音楽のチョイスがいいですねぇ。


松任谷由実の「ひこうき雲」

この映画にピッタリです。


ただ、悲しい映画にしたのが残念！


せめて映画だけは後味のよい

さわやかなものにしてほしいね。


もう見たくないわ・・・

菜穂子さん、悲しすぎる


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タグ：堀越二郎 ジブリ 風立ちぬ