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幸楽苑!290円ラーメンの廃止?いま看板商品をなぜ外すのか? [食のはなし]

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幸楽苑の290円ラーメンが食べられなくなってしまう!

この290円ラーメン!ご存知、幸楽苑の看板商品です。


このインパクトのある価格の中華そば、販売の開始は2006年だった。

それまでの(税抜き価格)390円を290円に値下げしたのが始まり。

すでに10年経過しての値上げとなる。


なぜ今になっての値上げなのか?

それは290円ラーメンの販売数低迷にあるという。

ピーク時には全売上高の32%を占めていたが、現在では

17%程度にまで落ち込んでしまっていて、実は販売中止の

機会を考えていたのだった。


今回の値上げは単なる価格だけの操作では無い。

来春から販売予定の新商品は中細麺で、岡山県で限定販売したもの。


10月20日にオープンした倉敷四十瀬店で520円(税抜き)という

高単価で販売を開始した「醤油らーめん」である。


商品の開発には岡山県民の嗜好調査を十分に実施した結果、

麺は通常使っていた太麺ではなく中太麺が主流で、

味の主張が強いみそ味は敬遠されていることが判明した。


これまでの幸楽苑は麺も味も共に全国統一がポリシーで

展開してきたが、それはチェーン展開の王道でもあり

やがてそのままでは営業数字の伸びが頭打ちとなる。


今回の岡山県限定ラーメンの全国発売で初めて、その

枠を外すことになった。


この限定ラーメンの注文率は開店当初は50%を記録!

その後の約1カ月も47%の高水準を維持しているという。


そりゃあね十分なリサーチをして完成させた中華そばだから

岡山で好成績を出せないわけがない。


問題は全国展開でどうなるか?だよね。


かつてのサムスンが日本企業を圧倒して攻め勝った勝因には、

現地のリサーチを完璧にこなし、その地域にピッタリ合った

「かゆいところに手が届く」商品を投入したことだった。


麺を変えたところで、今は新商品だから売り上げがあっても

やがて販売数が低下していくのは免れない。


幸楽苑と言えば「290円ラーメン」

この看板の知名度!インパクトはおそらく、幸楽苑の経営陣は

本当のところをわかっていない。


客が注文しなくても、290円ラーメンを続けて行く商魂が

客に伝わり、愛され、安心感があったのだ。


290円ラーメン=幸楽苑

この看板を外すダメージはボデイブローのごとく

じわじわと効いていくに違いない。


ご当地ラーメンを紹介する「幸楽苑」として

商品開発力を活かした全国各地のラーメンを提案して行ったら

いいだろうに。


最近テレビで「B級グルメ」なるものがよく紹介されていて

『あぁ食べてみたい・・・』

と、思った経験があるでしょう。


B級グルメの大会があって全国周って開催され、

その人気は年々上昇しているようだ。


メニューの中ではラーメンの魅力はダントツで高い!

ラーメン好きは全国に多く、わざわざ遠方に足を運ぶのは

全然苦にならないという。


それが近くの幸楽苑でご当地ラーメンが食べられたらいいよね。


オイラだったら290円ラーメンは残して

別に新商品で「岡山ラーメン」を出すねぇ


290円ラーメンは「幸楽苑」そのものに育っているんだもの。


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